番外編 手塚家の日常



朝の出来事



――朝6時半

「国光さん、さんを起こしてきてくださらない?」

母さんに言われたので起こしに行く

部屋まで行ってノックをする

返事がないので引き返す

さん起きた?」

「まだ寝ています。」



朝の支度を終えると時計はそろそろ朝食の時間だ

毎朝7時には朝食を済ませている

「あらもうこんな時間。そろそろ朝食にしたいのだけれど。

さん起きてこないわ。いつまで寝られるのかしらね。

国光さん、さんをひきずってでも連れてきてちょうだい。」

まだ目覚めていないのか

部屋まで行ってノックをする

返事がないがドアをあける

案の定まだ寝ている

とりあえず声をかけてみる

、起きろ」

しかし起きない

声をかけて起きない人間など今まで見たことがなかった

どうすればいいのかわからず母の注文通り従うことにした

とりあえず布団をはがす

ひきずってこいといわれたが、引きずると重そうだ

とりあえずそのまま肩に抱えて階段を降りる

案外軽い、考えていたほど重くは無かった

だがやはり重いものは重い

「重いな・・・・」

「ん?国光?どこ行くの?」

途中で目が覚めたようだ

まだ寝ぼけている

そのまま食卓へ持っていく

家族全員揃っていた



「あら、ほんとに連れてきたのね。」

「国光降ろしなさい。」

父に言われてを降ろし席についた

「朝食か・・・おまえはもっとましな起こし方ができんのか〜!?」

「声をかけても起きなかったぞ。」

「遅い。朝食は7時までじゃ。これからは過ぎたら朝は無いと思うがいい。」

「ええ〜!!じいサマそりゃないよ〜。」

そういえば昔はよく朝抜きだったな

「起きなかった罰じゃ」

「そんなこと言われても起こされた記憶ないよ〜。」

俺は声をかけたぞ

「人のせいにしてはいけないよ。」

「目覚まし時計を使うといいんじゃないかの。」

「あぁ、あの音聞くと朝から不快になるんですよねー。」

「たしかにそうだな。」

「おっ国光、話わかるじゃん。」

「早く席につきなさい。」

「あ、それよりみなさんおはようございます。」

次に起こすときは目覚まし時計を使ってみるか

今度こそ起きるだろう





食卓にはご飯と味噌汁に漬物

お魚がついたりつかなかったり

今日は魚つきである。

はまず一気に味噌汁を飲み干す

それからお魚をおいしそうにつつく

漬物は一切手をださない

「漬物はたべられないようだね。」

「はい。申し訳ないですが。」

「日本食にも慣れてきたかい?」

「はい。とてもおいしいですよ。」

さんの好きなものはなんだい?」

「パンです。」

手塚家全員がその瞬間固まった

「じゃぁ朝は洋食の方がいいかな。」

「いえ。パンは恋しいですけどご飯もおいしいです。

それにみなさんと同じモノがいいですよ。」

「そうか。これも日本文化を学ぶものと思えばええ。」

「はい。がんばります。」

俺も本当は朝はパン派なんだがな






あとがき



題名はいかにも面白そうなのにね

こんなんなっちゃいました。シュールだね。

いかにも天然国光だよね

ほんとに国光はこんなこと考えてるのかな・・・・・





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