第九話 ラブレターからはじまったハズなんだけど



それで結局四人はグラウンドを走らされている


「ぶちょ〜ってさりげに部長なのね。走らされちゃったよ。」
「テニス部のことでは信頼あるよ。」
「じゃあ日常はそうでもないってわけ?」
「部長もいたずらいっぱいしたニャ〜」
「そうそう。そのたんびに走ってたよ。」
「じゃあこれって伝統なわけだ。」
「30週は多いな。」
「そうニャ―。」
「はいはい。文句言わずにやるやる。」
「そうそう。早く終わらせようよ。」



走り終わって帰ってくるとなぜか部活が終わってる

「ふざけんニャ!」
「あ〜あ。」
「おわっちゃったね。」
「ここのテニス部って面白いわね。」
「じゃあコーチになるニャ。」
「それはそれでさらに面白そうね。」
「そういえば部長が自由だとか言ってたね。」
「レギュラー入りまで自由だとかも言ってたよね。」
「じゃ〜誰がレギュラー落ちするんにゃ?」
「それはやっぱり部長じゃないの?」
さすがにそれはないね。メンツだいなし。」
「じゃあかわりに、イケメンを落とす。」
「・・・・・・」

このときみんなの顔に浮かんだのは違う人物だったりする
不二(やっぱり手塚?でも彼一番強いんだよね。彼なしでどこまで勝てるかな)
大石(ここで一番綺麗なのって不二だよなぁ。でも落としたらあとが怖いなあ)
菊丸(が一番いけてるよん。怖くないし〜。でも全試合出ちゃいそう)
(秀一郎は暗くなりそう。色恋のない一番普通の英二かな、けどうるさそー)
「やっぱりだめだね。」
「「「うんうん」」」




そして会話が一段落したときに現れたのは手塚国光
ちょっと話せないか?」
「いいよ。」
「聞きたいことがあるんだが。」
「何?」
国光、すっごい困ってる顔してる
「ふたりきりで話せないか?」
(((ふたりきり〜??)))
(手塚って部長とできてるんじゃないのか?)
(片思いなのかもしんないよ。それで相談とか)
(わからないよ。もしかしたらスキーかも)
「いいよいいよ。何何〜?」
やっぱり部長となにかモメてるの?


ちょっと離れたところに移動して二人で話す
でも話が聞こえてたりもする
いわゆる筒抜け状態
「で、何がききたいの?」
「いいにくい事なんだが。」
「何かしらね。」
ほんとに困ってるのね
まるでこの世の終りみたいな顔よ
「怒らないで聞いてくれないか?」
「わかったわ。」
私に何か聞いてほしいのね
「スリーサイズを知りたいんだ。必要なんだがなんとか教えてくれないか?」
(((スリーサイズ???)))
ぶちょーのスリーサイズ?
さすがに私は知らないわよ
あ、でも乾さんなら知ってるかもね
ノートにぶちょーのことならなんでも書いてありそうだし
でも国光じゃさすがに乾さんに聞けないわよね
なるほど、そこで私の出番か
さらっとあっさりバレないように聞いてくればいいのね
「わかったわ!ちょっと行ってくるから待ってて。」
「あ、ああ。」
はどこへ行こうというのだろうか
一人混乱する国光をぽつんとひとり残して
は友達の為にと乾のところへ向かった




「いぬいさん、いぬいさん。」
さん、何か用かい?」
「聞きたい事があるんですけど、頼りは乾さんだけなんです。」
「それで何を聞きたいんだい?」
「このあいだ部長のクラス書いてあったノート今も持ってます?」
「ああ。あるよ。」
「そこにぶちょーのスリーサイズ載ってません?」
「えっと、あるよ。」
「それ写してもいいですか?」
「いいよ。けど何に使うの?」
「さあ。竜崎先生に言われただけですから。」
GET!GET!GET!
え・・・・・・・・・・・・・・
今どっからだしてきた?
ジャージの中から??
ふむ・・・・・・・・・・・・
そんなに大切なものなのね
なんか異様に生温かいのは気のせいか
「あ、ついでに、ここにのスリーサイズ書いてくれないかな?」
「あー、いいですよー。」
・・・あれ、私スリーサイズ覚えてないんだけど
適当でいっか
「B90 W60 H90?」
「なにか不満でもあるんですか?」
「ないよ。」
ないんだけどね、文句ならあるよ
これじゃ本当のサイズは教えてもらえないな
やっぱり自力で調べるとするか(byいぬい)
「あ、このノートに書いちゃっていいんですか?」
「いいよ。なんでそんな事聞くの?」
「だってこれ部長さんのノートじゃないですか。」
「それは俺のだよ。」
「そうじゃなくて。これ部長とのデートを綴った愛の証みたいなノートでしょ。」
「はい?」
「だって部長さんっていぬいさんの恋人なんでしょ?」
「なんでそうなるの?」
「そんなの知らんわ!」
二人の愛の軌跡なんて知ってるわけがないっしょ




「何をモメてるの?」
「あ、周助、乾が部長のこと隠すんだよ。」
そしてみんな群がる
「今さらなのにね。」
「一体何の話をしてるのかわからないんだけど」
、このノートかい?」
「そうそう。しらばっくれるんだよ。」
「往生際が悪いにゃ」
「だから何の話?」
「ぶちょーの恋人だって話だよ。ね、みんな。」
「え”!?」
「「「違うの?」」」
「「「じゃあ恋人は手塚?」」」


「あ、秀一郎、乾が私のスリーサイズにいちゃもんつけるんだけど。」
「どれ?・・・どよ〜ん。」
「なんでそこ暗くなるのさ。周助もなんとかいってよ。」
「うん。、たしかに嘘だね。これ。」
「だって覚えてないんだからしょうがないじゃん。」
「あ、国光これこれ。はい。」
は国光に紙を渡した
ピラッ
B100W80H92
「これはなんだ?」
「あ、手塚、それ部長のスリーサイズだけど。何に使うの?」
「おい。。」
「なに?もう公認だから安心してよ。」
「俺が知りたいのはのスリーサイズだ。」
「は?」
「「「の?」」」





、これは一体どういうことかな?」<ニッコリ>
「そんなの私にわかるわけないでしょがっ!」
、このノート、データノートだよ。」
「嘘っ!?」
そんなはずはないぞっ
「英二、これデートノートって書いてあるよ。」
「うっそん!これデートって読むの?」
「ふ〜ん。誰?これ書いたの。」
「おれぇ。」
「元凶は英二だったのか。(by秀一郎)」
「なるほどね。どうする?(by周助)」
「とりあえずグラウンドでも(by)」
「いやにゃー。(by英二)」
「話がよく見えないけど?(by乾)」
「わからないがいいんじゃないか?(by国光)」
そんなこんなでにまた友達が増えました









女性に年齢と体重とスリーサイズを聞いてはダメよ。
相手に失礼ですからね。
即、殺されても文句は言えないのよ。

そう言われて育った手塚国光は
家に帰ってに事のあらましを聞いた後
例外もあることを知った
そして国光の絶対零度の説教がはじまるのだった



次行ってみよー



あとがき

おちですな。おち苦手。越智苦手(笑)
桃ちゃんと薫ちゃんでてこなかった・・・
次の部長は誰になるのでしょう


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