第12話 おにごっこ



。嬉しそうだな」
「そりゃ国光がぶちょーさんになるんだもんね。」
「俺が部長になると何かいいことでもあるのか?」
「やっぱさ、ぶちょーになるのって責任重大なんだろうなぁ。」
「そうかもな。」
「なんにも感じてないの?」
「いや、まとめるのが大変そうだと思うだけだ。」
「そう?国光のお説教ならみんな黙るし。」
「・・・・・・。」
「そうそれ。いいかんじじゃない♪」

国光が部長になるのは大会が終わったあと
夏休みが終わる前には年に一度の全国大会がある(原作無視
もうすぐ都大会(関東大会でもいいけど:爆
大会で沢山いい試合してどんどん強くなってほしいな
部長になればプレッシャーの分よけいに強くなるのが手にとるように予測できる
夏休みが終わるころには試合ができるかもしれないね
今はまだ一緒にプレイができない
その理由はショックが大きいから
手を抜いた試合なんてしたら逆に軽蔑されるだろうし
一度手合わせしたいと思ってたから今からすごく楽しみだよ
でもまだまだずっと先のことか


「今日は私、練習するわ。」
「雪でも降るんじゃないか。」
「今ぐさってつららが落ちてきたよ。」
「・・・・・・。」
「とりあえず基礎体力でもつけようかな。」
「乾に聞くといい。」




私、
いい試合にするために体力つけます!
国光のアドバイス通りには乾に聞いてみる
「ほんで乾、どうすればいい?」
「ランニングは基本だね。」
以外とあっさりしたお答え
それくらいは自分でも思いつくわ
「ずっとそれやらせるつもり?ちなみにマスクはつけないからね。」
の場合はいきなり大量の運動しても無駄だからね。」
体力ないのは認めるけど、もっとこう・・・やってて楽しいものってないの?
「なんかこう、パッとやってパッと体力つけられるのないかなぁ。」
「そんなのあったら俺がやってるけど。」
「んー、なんというか、ゲーム感覚でできるといいんだけど。」
「ゲームか・・・。」
「とりあえず走ってくるわ。」
あーおもしろみが足りないわ。せっかく乾に聞いたのにね
とりあえずは校庭を10周してみることにした




校庭を走って帰ってくると、コートに群がる団体がいた
女のコ集団のギャラリーが騒いでいる
なんか面白いことでもあるのかな?
ワクワク・・・・・・
「キャー、不二君ステキー!」
「菊丸君、今こっち見たぁ〜」
というような声がさかんに飛び合う
これは・・・・・・
なんだろう・・・
とりあえずつまらなそうだ
でもかなりうるさい
どうしようかなと考えていると部長がやってきた
「おいおまえらそれ以上ここにいると情報やらねえぞ。」
するとギャラリーはとたんに散った
なんの情報?ねぇなんの?
「おっ、いいところにきたな。あいつら待ってるぞ。」
質問したかったけどみんなが集まってたので私はそっちにいく事にした


。お帰りにゃん。」
「今日はスペシャルメニューを用意したんだ。」
「それでみんな集まってるの?」
なんだかみんな楽しそうな顔をしている
「せっかくが練習参加してるからみんなで協力しようと思って♪」
「それで何するの?」
「鬼ごっこだよ。」
「これならゲーム感覚でできるからね。」
乾、それゲームだし
みんなが楽しそうな顔している理由がわかったわ
「手塚もいいのかい?」
「大石、体力作りの為だ。」
そーゆーもんかな?国光も結構楽しそうな顔してるわ
とりあえずみんなやる気ありありで楽しめそうだわ
「鬼、誰?」
そう聞くとみんなが一斉に国光を見る
あっはっは、チームプレイ抜群だわっ
「「「手塚」」」
「なぜ俺なんだ。」
「「「鬼顔」」」
「あはは。国光が鬼だって。痛いとこ突かれちゃったね。」
「節分の日も手塚が鬼だよ♪」
「断る。」
「じゃー、私が鬼やるわ。おもしろそうだし。」
「あ、それから校舎だけで学校の外はなしだからね。」
「そんなの言わなくてもわかってるよー。」
「・・・ギクッ」
「約一名そうじゃないのもいるみたいだよ。なあ英二?」
「お、俺じゃないもん。」
「す・・・すまない。俺も考えちゃったよ。」
「タカさんもか。」
「「「まー、タカサンはいいんだけどね。」」」
「みんな態度違いすぎにゃ〜。」
「ラケット持たせたらすぐ見つかりそうだよね。」
、そろそろやろうか。」





ゲームがスタートして皆散っていった
ひとりになったところでとりあえず声を掛けてみる
「もーいーかーい」
「・・・シーン・・・」
返事がないってことはそんな遠くまで行ったのね
あとどれくらい待てばいいんだろう
数とか時間決めとけばよかった
ずっとここにいたらみんな帰ってくるかな?
あ、それじゃ鬼ごっこにならないわ
つーかさ、この学校広くない?
っていうか見つけるのが大変
これってかくれんぼなんじゃないの?
みつけてなんぼの世界だし


が一人でぽつんといたのでそれに気付いた桃ちゃんがやってきた
それに呼応するように薫ちゃんもやってくる
先輩一人で何やってんですか?」
「鬼ごっこ。桃ちゃんもやる?」
「ヤリますヤリます!ぜってぇ〜やりますっ!」
「気合入れすぎ。そこで黙ってるバンダナ君もやる?」
「//・・・・コクン。」
っつーかやらせろ?って目が言ってるし
それにうるうるしてるわ。嬉しそうね、二人とも
「よしじゃぁ手伝え。学校広くて一人で探すの大変だわ。」
「鬼なんすか?」
「うん。見つけたらそいつの名前を叫べ。飛んでくから。」
「わっかりました。マムシは?」
「マムシって?」
「こいつのあだ名ですよ〜。」
「・・・・・・フシュ〜!」
ああ〜、喧嘩勃発だよ、誰かなんとかしてくれよ
誰もいないので止めてはくれない
仕方がないので自分で止めることにした
「ドカッ・・・君達その辺でやめようね。」
「くぅ〜ヒジテツいたいっすよ〜」「・・・・しゅるしゅるしゅる〜」
「マムシって言われるの嫌なのね。」
「(コクコクコク)!」
速攻頷くとはずいぶん嫌そうだ
たしか薫ちゃんっていったわよね
国光とは違った無口さよね
周介とも違った独特な目のパワーがあるわ
「薫ちゃんはそうだなー、とりあえず一緒に探そう。捕まえる役やって。
もし見つけたらじっと見つめてて。睨んでればすぐわかるわ。」
「うっす!」
しゃべった♪
「じゃーいってみよー!」


つーかこの学校広すぎ
ふつーに歩いてるだけじゃ見つからん
先輩、予想たてたほうがよくないですか?」
「(コクコク)」
「そのとおりだわ。」

予想
菊丸・・・調理室
大石・・・教室
河村・・・生徒指導室

この三人はなんとなくっていうかわかるのよね
英二は食べ物のあるところっぽいし
秀一郎は他に行くところなさそうだし
タカさんはなぜか謝ってそう・・・・
残る手塚・乾・不二はくせものよね
「とりあえずいそうな奴から捕まえよう。」




■菊丸英二を探そう
向かうは調理室
匂いにひかれて来そうだよな〜
ん?こころなしか薫ちゃんが何か見てる
いや、睨んでるが正解だ
なにかみつけたのかな?
「桃ちゃん誰か見える?」
「菊丸先輩み〜っけ!!」
「うにゃ〜!!なんで一年までいるんだよ〜!!」
ちょー遠いし
あ、すたこら逃げた
しまった、逃げられたあ〜!!
「「見つけました!!」」
そう高らかに自慢する二人をこづいた
「くぅ〜でこピンいたいっすよ〜」「・・・・しゅるしゅるしゅる〜」
「おいこら。ふつうは追うものでしょ。かくれんぼじゃないわよ?」
「「・・・・・・!」」
そうだったっ!!って顔してるぞ君達
いつも喧嘩してるけど気が合うみたいだね
とてつもなく面白い組合せだわ!!
「次いってみよー。」



■大石秀一郎はあとにまわそう
だって教室っていっても一杯あるからね


■河村隆を探そう
向かうは生徒指導室
生徒指導室は職員室の隣にある
職員室の前を通ると薫ちゃんが動かなくなった
誰かみつけたのかな?
薫ちゃんの目線の向こうにぺこぺこしているタカさん発見
「河村先輩み〜っけ!!」
「えっえっえっ?せっ、先生失礼しまひゅ・・・!」
やっぱり遠いし
あ、窓から逃げた
しまった、またもや逃げられた〜!!
「「追います!!」」
そう高らかに宣言する二人をむんずと捕まえると
「追わないんですか?」
「もういないし。つーかあんなに遠けりゃ捕まらないし。バレないように近づかなきゃ。」
「くぅ〜ざんねんっ!」「・・・・フシュ〜」
ふたりともあともう少しだったのにって顔してるわね
全然少しじゃないって
ああ悔しいわぁ、くやしいよ
「次いくか。」


■やっぱり大石秀一郎を探そう
英二もタカさんもどこにいるかわからなくなっちゃったし
他の三人は元々謎だからね
とりあえず片っ端から教室開けて行こう
とは言っても2年の教室にいるはずよ

・・・・・・・・・・・・いないわね
おかしいわ、どうしていないの?
もしかしてどこかで悩み相談室でもやってるとか?
だとしたらどこだろう・・・・・・
ああっいきそうなところが見当たらないっ
どこでもどこまでも相談聞いてそうだしっ
1年と3年の教室も見てみるか
「・・・いませんね〜。」
「・・・フッシュ〜。」
これで全教室あけたことになるのね
「ああだるい。」
「先輩がんばれ。」
「励まされちゃったよ。なんつーかとりあえず腹減った。」
「あ、俺の教室行けば食いもんありますよ。俺のじゃないけど。」
「フッシュー!」
ここで怒るってことは薫ちゃんの?
「・・・薫ちゃん、もらっていいの?」
「//・・・・コクコク」
やっぱり

とりあえず腹ごしらえのために一年の教室へ
「で、なんで桃ちゃん、薫ちゃんの食べ物が教室にあるの?」
「今日海堂の分頼まれたんすけど取りにくる時間なかったらしくて。」
「それじゃ薫ちゃん昼食べてないんじゃないの?」
「・・・・コクッ」
「おいおい。それじゃ先輩貰えないぜ。」
「・・・プルプルプル」
とりあえずくれるというんだね
「部室とかに置いとかなかったの?」
「菊丸先輩が食っちゃいますよー。」
「あははー。たしかにありそう。」
ガラッ
「ウニャ!?」
「食ってるしっ!」
「ばれた〜〜!」
「プスップスッ・・・シュゴー!!」
あ、薫ちゃんがキレタ
菊丸英二は海堂薫に追いかけられている
「いけね〜なぁ、いけねぇ〜よ」
「あはは。早い早い二人とも。全速全開だね。」
先輩、そろそろ止めませんか?」
「鬼ごっこサイコー!」

とりあえず英二を捕まえ薫ちゃんをなだめた
「そんなに怒ることにゃいじゃんか〜」
「あれ、先輩にあげる予定だったんすよ」
「え〜そうなん〜?ごめんにゃ〜、かいどー。」
「・・・・・ッス。先輩。」
「んあ?どうした薫ちゃん。」
先輩はいいんすか?」
「おもしろかったからいいんじゃないかな。ちなみに英二、鬼ね。」
「あー!やっぱりぃ?」
「じゃあ私はちょっくら逃げるから。」
「まってまって〜、俺一人じゃ絶ーー対、無理だよん。」
それもそうね・・・・
あんなに探してもいなかったし
どこにいるかさっぱりわからないし
つーか英二でも無理なもんを一人でやろうとしてたのか私!
「しょうがないな〜。」
「やった〜、スキスキー!」

「ほんで英二、誰か見なかった?」


次行ってみよー





あとがき

Lv1UP!は菊丸英二を捕まえた
こんなにずらずら書いといて捕まったの一人だけ(あはは
残る人達はどこにいる



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